多くの人が知るようになった音楽ストリーミング配信サービスのSpotifyを語り、「有料プランにアップグレードしました」という偽のメールを送信して、ユーザーのApple IDを盗み出すフィッシング詐欺が報告されていますので注意が必要です。
Spotifyが有料のプレミアムプランにアップグレードされた?
ニュースサイト「9to5Mac」によると、音楽ストリーミングサービスのSpotifyを語り、「有料プランにアップグレードした」という偽のメールを送信して、ユーザーのApple IDを盗み出そうとするフィッシング詐欺が報告されているとのことです。
偽メールの内容は、「Spotifyのプレミアムプランの1年間分が登録されました」という内容と共に、登録をキャンセルするためのURLが記載されているというものです。
しかし、この登録解除のURLが偽物で、URLにアクセスすると、Apple IDのログインページと酷似しているニセのウェブサイト(フィッシングサイト)が表示されます。
そして、Spotifyのプレミアムプランを解約しようとしてログインすると、Apple IDのログイン情報を盗み出されてしまうという仕組みです。
最近のフィッシング詐欺の特徴として、リンク先のサイトが本物と瓜二つとなっている場合が多く、公式サイトだと勘違いしやすくなっているため、注意が必要です。
また、急かされるような内容も多いため、慌てて反応してしまわないように、送られてきたメールの内容をよく吟味するようにしましょう。
引っかかってしまった場合はどうすれば良いのか?
フィッシング詐欺だと気が付かずにIDやパスワードを入力してしまった場合は、まずはAppleになるべく早く連絡するようにしましょう。
また、警察庁には「フィッシング110番」が用意されていますので、解決しない場合はこちらに連絡することも思案しましょう。
まとめ
音楽ストリーミング配信サービスのSpotifyを語り、「有料プランにアップグレードしました」という偽のメールを送信して、ユーザーのApple IDを盗み出すフィッシング詐欺が報告されていますのでご注意下さい。