福岡県の行橋市が2018年8月よりふるさと納税の返礼品にiPadなどのApple製品を追加したところ、2017年度の3倍もの寄付金が集まっている模様です。
行橋市は地場産品の見直しを保留
行橋市は12月4日に開会される12月定例市議会に19億円をプラスする一般会計補正予算案を提案する予定です。
2018年度の寄付額について、当初7.5億円と予想していたのですが、予想を大幅に超える寄付額の増加に伴い、2018年6月の定例会で一度、寄付額を修正しています。しかし、寄付の入金額は修正した寄付額をさらに超え、既に16億円を超えています。このため寄付額を19億円とすることにしたようです。
なお、19億円の内訳は、13億円を積立金として、6億円を返礼品などの経費とする予定だとのことです。
なお、返礼品については、総務省が寄付額の3割以下であることと、地場産品であることを自治体に要請しています。
佐賀県みやき町は2018年8月に既にiPadなどを取り下げていますが、行橋市では「アップル製品は市内業者が取り扱っている。ルールが明確化されたらそれに従う。」として、地場産品の見直しは保留しています。
まとめ
福岡県の行橋市が2018年8月よりふるさと納税の返礼品にiPadなどのApple製品を追加したところ、2017年度の3倍もの寄付金が集まっている模様です。