HTC、Sirin Labsに次いでサムスンが独自のブロックチェーンスマートフォンを開発中との憶測が広がっています。
昨年、サムスンはブロックチェーンを基盤としたスマートフォンの機能に向けた「Blockchain KeyStore」「Blockchain key box」「Blockchain Core」という3つの商標権を欧州連合知的財産庁(EUIPO)に申請しました。
ブロックチェーンスマートフォンの開発にサムスンが本気か
商標申請書によると、この商品がモバイル機器で利用するソフトウェアアプリケーション等に提供されると記載があったようです。商標申請書は特許ではない為、詳細は記載されておらず、認可の可否については現時点では不明のようです。
昨年、スマートフォンが仮想通貨を扱う為の最善のセキュリティ機能を備えているとサムスンが主張したことがあり、業界の専門家はその主張の根拠を疑いましたが、今回、サムスンが今後のスマートフォンに上記機能を取り入れる意志があるということが明らかになったのではないでしょうか。
ブロックチェーンスマホが主流になっていくのか
ブロックチェーン対応スマートフォン自体はSirin Labsがすでに開発しており、昨年11月に公式ウェブサイトにて販売を開始しています。
HTCにおいては、昨年ブロックチェーン技術を搭載したandroidスマートフォンの予約・販売を開始しました。
サムスンはメディアが伝える限り、世界大手スマートフォン企業として初めて、ブロックチェーンスマホ開発をひそかに進めているようです。
どのように実装するのかユーザーからは注目されていますが、現時点ではあくまで憶測の域をでていません。
「スマートフォンは仮想通貨にとって最高のセキュリティを提供する」という考え方に基づき、長年、自社の携帯電話に仮想通貨を保管するといったアイデアをサムスンは支持してきました。
しかし、この見解に対して多くのセキュリティ専門家は異論を呈してきました。
サムスンはブロックチェーン対応スマートフォンの開発を着々と進めているように見えますが、開発に関連するコメントは一切発表していません。
まとめ
HTC、Sirin Labsに次いでサムスンが独自のブロックチェーンスマートフォンを開発中との憶測が広がっています。サムスンはブロックチェーン対応スマートフォンの開発を着々と進めているように見えますが、開発に関連するコメントは一切発表していません。