中古iPhone Xの価格が、これまでのiPhoneの中で最も値下がりしていないことが、中古パソコン専門店B-Stockの調べで明らかになりました。
iPhone Xだけが、発売後半年が経った現在も元値の75％で販売
最近、日本でも徐々に中古スマホの購入が浸透しつつあります。そんな中、数ある製品の中でもiPhone Xは、これまでのiPhoneや他のスマホよりも人気が集中しており、売価が高値を保持していると中古パソコン専門店のB-Stockが伝えています。
B-Stockによると、これまでのiPhoneの場合、発売半年が経過した時点で、元値の60〜70％まで値下がりするとのことで、iPhone6、iPhone6s、iPhone7、iphone8は、どれにしても発売半年後にB-Stockでの取引価格が、小売価格の約65％となったとのこと。
ところが、iPhone Xに関しては、状態の良い「グレードA」の状態であれば、現在も元値の75％の価格で取引されているそうです。
iPhone Xが高値を維持している３つの理由
B-StockはiPhoneXが高値を維持している理由について、次の３つの内容で説明しています。
１つ目の理由は、iPhone Xの販売価格が112,800円からと、これまでのiPhoneシリーズの中で最も高価な価格であるからだそうです。ベンツやロレックスなどがそうですが、最上級の価格のものは、そもそも価格が下がりにくいという性質があります。
また、最上級の価格のものは、中古市場に手放す人の割合が少なくなるようで、iPhone Xも例に漏れず、流通量自体が少ないようです。そのため、価格が下がってないということだそうです。
2つ目の理由は、AppleがiPhone Xの生産を終了する可能性があるという情報があるからです。そのため、iPhone Xの希少価値が上がっており、これが価格を下げ止めている要因の1つになっているようです。
そして、3つ目の理由は、iPhone Xが、それ以外のiPhoneから大きくモデルチェンジした初のiPhoneであるため、今後も長くスタンダートとして使える可能性が高く、それゆえに価値が下がりにくいということです。
こうした3つの理由により、iPhone Xの中古市場の価格が下がらないのではないかと、B-Stockは考察して伝えています。
B-Stockが考察している理由がどのぐらい的を得ているのかは分かりませんが、とにかく、iPhone Xは中古市場でも高い価格を維持しています。
まとめ
中古iPhone Xの価格が、これまでのiPhoneの中で最も値下がりしていないことが、中古パソコン専門店B-Stockの調べで明らかになりました。
iPhone Xに関しては、状態の良い「グレードA」の状態であれば、現在も元値の75％の価格で取引されています。
