米ニューハンプシャー州で車が岩壁に衝突した事故で、運転していた女性のiPhoneでビデオ通話アプリ「FaceTime」が開きっぱなしになっていたことが発覚しました。
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飲酒とFaceTimeをしながら運転をしていたことで横転事故
人口わずか13,000人の米ボストン都市圏の町ペラムの警察は、横転したジープ・ラングラーを発見し、中に女性を確認しました。
報道によれば、ジープに乗車していたのはペラム出身のミーガン・レメイさん(20歳)です。ニューハンプシャー州道111A号線でカーブに失敗したとみられています。今回の事故で、レメイさんに外傷はありませんでした。
レメイさんは、飲酒運転、FaceTimeの「ながら運転」、処方されていない処方箋医薬品の所持の3つの罪で逮捕されました。
レメイさんはすでに釈放されており、7月9日に法廷に召喚されることになっています。
iPhoneのビデオ通話アプリ「FaceTime」の「ながら運転」による事故は過去にも
「FaceTime」の運転時使用による事故は過去にも発生しています。
2014年には、24歳の男性が時速65kmで5歳の少女が乗車する車に突っ込んだ事件でも、男性が「FaceTime」を使っていたことが明らかになっています。なお、この事件では、少女の両親がAppleに対して訴訟を起こしています。
こういった現状から、日本でも「ながら運転」に対して厳罰化の方向に向かっていて、現在では、「ながら運転」は、事故を起こさなくても6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金が科されるようになっています。
iPhoneではiOS11から運転中にアラートを停止する機能が追加されましたが、iPhoneの「ながら運転」は危険ですから辞めましょう。
まとめ
iPhoneのビデオ通話アプリ「FaceTime」のながら運転で米ニューハンプシャー州の女性が横転事故を起こしました。iPhoneの「ながら運転」は危険ですから辞めましょう。