MacBook ProやMacBook Air等USB 3.0/Type-Aコネクタ搭載のMacに関していえば、iPhone等のiOSデバイスが接続されていると判断されるた場合、特別なモードで充電が始まります。
電力供給をUSBコネクタから行う場合(USBバスパワー)、USB 3.0では最大0.9A 、USB 2.0は最大0.5Aと規格で定められております。
ところが、iPhoneなどiOSデバイスがUSB接続されたと判定されると、Macは2.1Aにバスパワーの上限を引き上げます。USB 3.0で考えると、通常は0.9Aのところが2.1Aになるので、大幅な充電時間の短縮となります。
ただし、この仕組みはiOSデバイスとMacを直接繋いでいる場合に限ります。USBハブはUSB 2.0/3.0の規格で定められた以上の電流は流せない為、Macならではの最大2.1Aというメリットを活かせません。
充電における”iOSデバイスの特別扱い”の確認方法は?
Macのシステムレポート画面で、この”iOSデバイスの特別扱い”は確認可能です。
1.iPhoneをMacに接続時、デスクトップ左上のアップルマークをクリック
2.表示される「このMacについて」画面で「システムレポート…」ボタンをクリック
3.左側のUSBメニューを選択後、「iPhone」欄をチェック
スリープ時消費電流(mA)という項目に「2100」という数値を確認できるはずです。
まとめ
MacBook ProやMacBook Air等USB 3.0/Type-Aコネクタ搭載のMacに関していえば、iPhone等のiOSデバイスが接続されていると判断されるた場合、特別なモードで充電が始まります。