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2018年10月26日に発売される「iPhone XR」のバッテリー駆動の時間は、iPhone XS Maxよりも長時間で、歴代iPhone史上最長となっています。
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iPhone XRはバッテリー駆動時間に悩まされるiPhoneユーザーに朗報
iPhoneユーザーは長らくバッテリー問題に悩まされています。iOS11がリリースされて以降はバッテリーの減りが特に早くなり、最新機種を持つユーザーも含めて多くのiPhoneユーザーが、iPhoneのバッテリー問題に悩まされ続けています。
そんな中、Appleは、新しく発売されるiPhone XRのバッテリー駆動時間は、連続通話で最大25時間、ネット利用で最大15時間と、iPhoneシリーズ史上最長であることを公開しています。
なぜ、iPhone XRのバッテリー駆動時間は、他の新モデルと比べて長いのでしょうか?
iPhone XRのバッテリー駆動時間が他の新モデルよりも長い理由
中国の政府機関に登録された情報によると、iPhone XRのバッテリー容量は2,942mAhです。 また、iPhone XRに搭載される液晶ディスプレイよりも、iPhone XS/XS Maxに搭載される有機EL(OLED)の方が、省電力性で有利と言われています。
それでも、3,174mAhのバッテリーを搭載するiPhone XS Maxよりもバッテリー駆動時間が長時間になっています。
なぜ、iPhoneXRのバッテリー駆動時間は、他の新モデルと比べて長いのでしょうか?
海外メディアの「iDropNews」はその理由を、ディスプレイ解像度の違いによるものだろうと伝えています。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRのディスプレイ解像度の違い
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRのディスプレイ解像度は以下の通りです。
モデル | 解像度 | ピクセル密度 |
iPhone XS | 2,436 x 1,125ピクセル | 458ppi |
iPhone XS Max | 2,688 x 1,242ピクセル | 458ppi |
iPhone XR | 1,792 x 828ピクセル | 326ppi |
iPhone XRのピクセル密度は、iPhone XS/XS Maxより低い、326ppiとなっています。これは、iPhone8やiPhone7と同じ数値です。
ピクセル密度が326ppiだと、YouTubeで1,080p画質の動画を再生することはできませんが、その一方で、消費電力を抑えられるという利点があります。
このことが、iPhoneXRのバッテリー駆動時間が長い最大の理由となっているのでしょう。
もちろん、iPhoneXSやiPhoneXS Maxと比べると、やや画質が落ちるということになりますが、人間の目は、300ppi以上は見分けることができないと言われていますので、画質の差はさほど感じないでしょう。
まとめ
2018年10月26日に発売される「iPhone XR」のバッテリー駆動の時間は、iPhone XS Maxよりも長時間で、歴代iPhone史上最長となっています。