Huawei(ファーウェイ)は、2018年10月15日に新スマホ「HUAWEI Mate 20」を発表しました。「HUAWEI Mate 20」では、microSDではないHuawei(ファーウェイ)独自規格のメモリーカード「NMカード(ナノメモリーカード)」を採用することを発表しました。
ファーウェイの挑戦!nanoSIMサイズの独自規格「NMカード(ナノメモリーカード)」
Huawei(ファーウェイ)はAndroidスマホの新モデル「HUAWEI Mate 20」シリーズの発表の中で、microSDカードよりも小さくnanoSIMカードと同じサイズのメモリーカード「NMカード(ナノメモリーカード)」を採用することを発表しました。
このNMカード(ナノメモリーカード)はHuawei(ファーウェイ)が独自に開発したもので、現時点では、Huawei端末だけで使用できるものとなるようです。
「HUAWEI Mate 20」シリーズは、「HUAWEI Mate 20」「HUAWEI Mate 20 Pro」「HUAWEI Mate 20 X」「HUAWEI Mate 20 RS」の4機種で、20 RSはポルシェがデザインした高級モデルとなっています。
Androidスマホでは、内蔵ストレージのほかにmicroSDカードを挿入することでストレージ容量を増やすことが通例ですが、この「HUAWEI Mate 20」シリーズにはmicroSDカードスロットは存在していません。その代わりに、nanoSIMカードサイズの新規格「NMカード(ナノメモリーカード)」が採用されています。
「HUAWEI Mate 20」では、SIMカード用トレイに表裏で合計2枚のnanoSIMカードがセットできるのですが、このうち片面にNMカード(ナノメモリーカード)をセットすることで、外部ストレージとして使用できます。
NMカード(ナノメモリーカード)の通信速度は最大毎秒90MBで、最初のうちは128GBと256GBのNMカードが準備されるとのことです。
独自規格のメモリーカードというと、ソニーのメモリースティックが有名ですが、ソニーモバイルのスマホ「Xperia」では、メモリースティックではなくmicroSDカードが使われていることからも、独自規格の難しさは想像に難くありません。
NMカード(ナノメモリーカード)は「nanoSIMカードと同じサイズであるため、端末にmicroSDカード用スロットを設ける必要がない訳ではありますが、既に同一トレイでmicroSDカードをセットできる端末もあります。
独自規格のメモリーカードを打ち出したHuawei(ファーウェイ)の試みは他のメーカーに受け入れられるのでしょうか?
まとめ
Huawei(ファーウェイ)は、2018年10月15日に新スマホ「HUAWEI Mate 20」を発表しました。「HUAWEI Mate 20」では、microSDではないHuawei(ファーウェイ)独自規格のメモリーカード「NMカード(ナノメモリーカード)」を採用することを発表しました。