Android OSと互換性があるのにも関わらず「Google Play」のアプリが収録されていない端末は実は以外と少なくありません。
例として、Amazon販売のタブレット「Fireシリーズ」には「Fire OS」が採用されており、これはAndroidをベースに開発されたものですが、「Google Playアプリ」は収録されておりませんし、通常の方法ではインストールする事が出来ません。
「Google Playアプリ」が無い場合、Google Playで公開されているアプリを入手する事が難しくなることがあります。例に挙げますと、Googleが開発するアプリ(YouTubeやGmail、Googleマップ等)はGoogle Playで公開されておりますが、他のアプリストアでも公開されるかどうかは開発元であるGoogle次第です。
前述のFireシリーズで考えますと、「Google Play」に相当する独自のアプリ「Amazon Appstore」で公開されているアプリ以外は原則として利用できません。アプリ開発者が「Amazon Appstore」側に申請し、かつ審査に通過しなければ公開されないからです。
「Amazon AppStore」の場合は、Fireシリーズの人気もありアプリを登録申請する開発者が多く、アプリの選択肢自体は豊富ですが、それでも「Google Play」と比べるとアプリの品揃えにはまだ差があります。
世界最大の動画共有サービス「You Tube」
2019年5月時点で、Amazon Appstoreで「YouTube」アプリは公開されていません。2019年4月の発表で今後Fireシリーズ向けに提供する運びとはなりましたが、それはあくまでGoogleとAmazonが歩み寄った結果です。独自のアプリストアで「Google Playにあるアプリが見当たらない」といっても、それは仕方のないことなのです。
まとめ
Android OSと互換性があるのにも関わらず「Google Play」のアプリが収録されていない端末は実は以外と少なくありません。