スマホアプリの定期購読は、ユーザーにも開発者も有益な仕組みです。実際、2017年にはApp Storeで106億ドル（約1兆2000億円）もの売上がある巨大市場になっています。
しかし、この定期購読の仕組みを悪用して、ユーザーを騙してお金を奪い取るアプリが多数登場。多くのユーザーが詐欺に合っています。
そんな中、Appleが、定期購読の確認方法を動画で公開しました。
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AppleがYoutubeに「iPhoneとiPad上で定期購読を確認する方法」動画を公開
Appleは、YoutubeのAppleサポートのアカウントで、動画「iPhoneとiPad上で定期購読を確認する方法」を公開しました。
具体的な手順は、「設定」から「iTunes StoreとAppStore」をタップして、自身の「Apple ID」をタップして「Apple IDを表示」を選び、下部分にある「登録」をタップするというものです。
そうすれば、現在利用中の定期購読が表示されます。その上で、該当するサービスをタップすれば、すぐに解約することができます。
Appleの開発者向けガイドラインでは、だまして定期購読させるアプリは規約違反
そもそもAppleの開発者向けのガイドラインでは、「虚偽の説明やおとり商法でユーザーをだましてサブスクリプション（定期購読）を購入させようとするAppは、App Storeから削除されます。」と記載されています。
しかし、定期購読の仕組みを悪用し、「Start Now」などをタップしただけで定期購読が始まる詐欺アプリはAppleの審査を通過して、売上ランキングの上位に掲載されているものも多いのが現状です。
そういった背景もあり、Appleは、ユーザーに詐欺アプリの定期購読への注意を喚起する目的で、この動画を公開したのでしょう。
顔認証や指紋認証で決済の手続きが簡単になった一方でで、無意識に、うっかり高額の定期購読を契約してしまうという危険性が増しています。
ですから、まずはこの方法で、契約中の定期購読を確認し直してみてはどうでしょうか。
まとめ
最近、この定期購読の仕組みを悪用して、ユーザーを騙してお金を奪い取るアプリが多数登場し、多くのユーザーが詐欺に合っています。そんな中、Appleが、定期購読の確認方法を動画で公開しました。