iOS12では、Siriに呼びかけるだけで、LEDフラッシュを点灯させることが可能になります。Appleのマーケティング責任者が、ユーザーからのTwitterでの質問への回答で打ち明けました。
Twitterでのユーザーからの質問にApple役員が回答
iOS11のSiriができない操作の一つに、LEDフラッシュのオン・オフがありますが、iOS12では、Siriに「ライトをつけて」と話しかけると、iPhone本体背面のLEDフラッシュを点灯できるようになります。
これが明白になったのは、Twitterユーザーのポール・アルバラード氏(@Robogeek)が、Apple Supportの公式Twitterアカウントに質問したのがきっかけでした。
「どうしてSiriにiPhoneのフラッシュのオンオフを頼めないのでしょうか?正直な話、このような制限のせいで、Siriには腹の底から失望させられます。」
このツイートの宛先はApple Supportのアカウントでしたが、CCでAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)、マーケティング担当上級副社長のフィリップ・シラー氏、インターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏の3人にも届けられていました。
すると、フィリップ・シラー氏が、iOS12で「フラッシュをつけて」とSiriに話かけ、Siriが「つきました」と回答するスクリーンショットを添付して返信しました。
また、このことを受けて、海外のiDownloadBlogは、フラッシュの点灯と消灯を頼む英語の表現がある程度変わっても、Siriが対応することを確認した、と伝えています。
2018年9月に正式版のリリースが見込まれるiOS12
iOS12は正式版が2018年9月にリリースされると見込まれており、現在は開発者向けベータ11(パブリックベータ9)までリリースされています。
iOS12では、Apple製以外のアプリの動作を組み合わせたショートカットをSiriで操作できる「Siriショートカット」が使えるようになり、SpotifyなどのアプリをSiriで操作することができるようになります。
また、iOS12では旧端末でも高速な動作を実現しますので、旧端末のユーザーにとっても、非常に大きな意味を持つOSとなるでしょう。
まとめ
iOS12では、Siriに呼びかけるだけで、LEDフラッシュを点灯させることが可能になります。Appleのマーケティング責任者が、ユーザーからのTwitterでの質問への回答で打ち明けました。