Appleは2018年8月13日、iOS12のベータ7を開発者向けにリリースしました。しかしながら、その数時間後にアップデート配信を停止しました。
iOS12べータ6から1週間後にリリースされたiOS12ベータ7、数時間で提供停止
Appleが開発者向けにリリースしたiOS12のベータ7は、iOS12ベータ6から1週間後にリリースされました。
9月と予測されている正式版iOS12のリリースに向かって、ベータ7の完成度は高まっているだろうと想定されていたのですが、実際には、iOS12ベータ7リリースのわずか数時間後に、OTAでのアップデートの提供が停止されました。
これは、iOS12ベータ7をインストールした開発者から相次ぐ不具合の報告が寄せられたためだとみられています。
iOS12ベータ7はアプリ起動時間、フリーズなどの問題報告が多発
米メディアMacRumorsの読者フォーラムには、iOS12ベータ7について「アプリの起動に10秒以上かかる」、「アプリが固まる」、「通知センターがフリーズする」、「ロックスクリーンでフリーズする」、「アプリ内の機能がロードできない」など多数の不具合が報告されているようです。
MacRumorsの読者フォーラムでは、iOS12ベータ7へのアップデートは待った方が良い、との多数の意見が投稿されています。
Appleは一般向けのiOS 12パブリックベータ版も公開予定でしたが、これらの問題がアップデートにより解決されるまでは、延期される可能性も出てきました。
iOS 12ベータ7では、これまでのベータ版には存在していたグループFaceTimeチャットが削除されました。こうした仕様の見直しが、これらの不具合の原因となっている可能性があります。
まとめ
Appleは2018年8月13日、iOS12のベータ7を開発者向けにリリースしました。しかしながら、その数時間後にアップデート配信を停止しました。
iOS12ベータ7をインストールした開発者から相次ぐ不具合の報告が寄せられたためだとみられています。