iPhoneの「3D Touch」はiPhone 6sから採用され、画面を強く押しこむことにより、アプリに応じて様々な操作を行える便利な機能です。
Android 8.0では「3D Touch」に類似した機能として、アプリアイコンを長押しすると「オプションメニュー」が表示されたりといったことが行えるようになりました。しかし、当然ながら長押しの時間だけ待たなければいけません。
これを「Android Q」での新しい操作、「Deep Press」により解決できるとのことです。Androidの開発者向けドキュメントによると、「画面上を強く押しこむ」という動作を検知できるとのことで、「長押しの動作を早めるために使用する必要がある」と説明されているようです。
どういった機能になるの?気になる仕組み
名称や説明を確認する限り、「3D Touch」のような感圧式の操作が可能になるのではと考えられます。強く押しこむことで指の接地面が増え、純粋な圧力ではなく「接地面」を検出する可能性もあるようです。
上記の可能性により、ディスプレイに圧力検知を行う為の専用ハードが必要となるのか、ソフト面での対応のみで利用できるようになるのかは、現状は不明です。
類似する機能は、一部のメーカー側で独自に実装されていたこともあり、新しいと思えるような機能ではありませんが、OS自体で標準対応されると対応アプリが増えたり、ユーザー側が便利になる機能がさらに追加される可能性など、メリットが大きくなりそうです。
まとめ
Androidの開発者向けドキュメントによると、「Android Q」では、「画面上を強く押しこむ」という動作を検知できるとのことです。