目次
- 1 格安スマホの月間データ通信量(パケット通信量)を簡単に把握する方法
- 2 知っておきたい格安スマホのデータ通信量(パケット通信量)の目安
- 3 格安スマホのデータ通信量(パケット通信量)を節約する7つのポイント
- 3.1 格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#1 アプリごとのデータ通信量を確認する
- 3.2 格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#2 Wi-Fiを使える場所ではWi-Fiを使う
- 3.3 格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#3 テザリングの利用頻度を減らす
- 3.4 格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#4 YouTubeなどの動画のストリーミングは画質に注意する
- 3.5 格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#5 音楽をオフライン再生で聞く
- 3.6 格安スマホのデータ通信量を減らすポイント#6 Wi-Fiアシスト機能をオフにする
- 3.7 格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#7 ネットサーフィンに「Opera Mini」を使う
- 4 まとめ
スマホはネットや動画、音楽などを簡単に楽しめるとても使いやすい端末です。
しかし、データ通信量(パケット通信量)の利用には携帯キャリアとの契約で決められた上限があり、上限を超えてしまうと速度制限がかかってしまいます。
スマホでネットを楽しむ方の中には、この速度制限に悩まされている方もいらっしゃるのではないかと思います。
データ通信量(パケット通信量)のことを結構、気を付けているはずなのに、なぜか、毎月、月末になる頃には、速度制限に引っかかってしまうという方もいらっしゃるしょう。
実は、知っておくだけでデータ通信量(パケット通信量)を節約できるポイントはたくさんあります。
この記事では、スマホの月間データ通信量を節約するコツや注意点をお話ししていきたいと思います。
格安スマホの月間データ通信量(パケット通信量)を簡単に把握する方法
あなたは、スマホのデータ通信(パケット通信量)をどのぐらい使っているかご存知でしょうか?まずはご自身の月間のデータ通信量(パケット通信量)を把握しましょう。
スマホの月間データ通信量(パケット通信量)を把握する方法は簡単です。「My Data Manager」などのデータ通信量の測定アプリをインストールするだけです。
「My Data Manager」の使い方はこちらの記事にありますので、こちらをご確認ください。
格安スマホのデータ通信量を管理できるアプリ「My Data Manager」
知っておきたい格安スマホのデータ通信量(パケット通信量)の目安
次に、スマホのデータ通信量(パケット通信量)の目安についても知っておきましょう。
ここでは、パケット通信量(データ通信量)1GB当たりのデータ利用の目安について、大まかにお伝え致します。
1GB当たりのデータ利用の目安は以下の通りです。
・動画(画質480P)なら、4.5時間
・音楽(1曲4分)なら、250曲
・メールの送受信なら、3,490通
・ニュースサイトの閲覧なら、3,490ページ
・LINEのテキストメッセージ(500文字)なら50万回
特に動画は要注意です。なぜかというと、閲覧方法を注意しておかないと、目安に挙げた480p(中画質)ではなく、もっと高画質で再生していたりするからです。
高画質の動画視聴は、データ通信量(パケット通信量)を圧迫する大きな原因になります。
また、動画の閲覧の他にも、テザリングや大容量のファイル送受信でもデータ通信量(パケット通信量)は消費されますので、スマホでネットをよくお使いになられる場合、速度制限に引っかかるのは仕方がないことかも知れません。
格安スマホでは、パケット容量の大きなプランでもそんなに値段は張りませんので、パケット容量の大きなプランがお勧めなのですが、ここでは、データ通信量(パケット通信量)を節約する15のポイントについてご説明致します。
参考:エックスモバイルの30GBプラン(旧ギガ放題)の評判は?
格安スマホのデータ通信量(パケット通信量)を節約する7つのポイント
格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#1 アプリごとのデータ通信量を確認する
データ通信量(パケット通信量)を確認する時は、アプリごとの利用量も確認することが重要です。アプリごとのデータ通信量を確認をすることで、どのアプリのデータ消費が大きいのかを把握できます。
あまり使っていないにも関わらず、データ通信量(パケット通信量)が多いアプリは、データ通信量(パケット通信量)の消費が少ないアプリに置き換えるか、もしくは、アンインストールしてしまいましょう。
なお、アプリごとのデータ通信量は、先ほどご紹介した無料アプリ「My Data Manager」にて確認することができます。
「My Data Manager」の使い方はこちらの記事にありますので、こちらをご確認ください。
格安スマホのデータ通信量を管理できるアプリ「My Data Manager」
格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#2 Wi-Fiを使える場所ではWi-Fiを使う
Wi-Fiとは、無線LANでインターネットに接続できるサービスのことです。
スマホのデータ通信(パケット通信)を使うとデータ通信量が消費される訳ですが、Wi-Fiをお使いいただく場合には、スマホのデータ通信量は増えません。
ですから、Wi-Fiが使える自宅やカフェなどではできるだけWi-Fiを使って、移動中などWi-Fiの使えない環境下だけでデータ通信(パケット通信)を使うようにすれば、毎月のデータ通信量(パケット通信量)をかなり節約することができます。
最近では、スターバックスやタリーズ、プロントなどのカフェ以外にも、駅やコンビニなど、Wi-Fiが利用できるスポットは増えています。
Wi-Fiが利用できる場所では張り紙やPOPなどで説明が書かれていたりしますので、注意してみておいて、Wi-Fiが使える場所ではWi-Fiで接続しましょう。
格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#3 テザリングの利用頻度を減らす
テザリングとは、スマホを経由してノートパソコンやタブレット端末などの機器をネットにつなぐことができるという便利な機能なのですが、この機能を使いすぎるとかなりのデータ通信量(パケット通信量)を使ってしまいます。
そこで、ノートパソコンやタブレット端末などはなるべくWi-Fiが利用できる場所で使うようにして、テザリングでの利用を必要最低限にしましょう。
そうすれば、かなりのデータ通信量(パケット通信量)を節約できます。
格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#4 YouTubeなどの動画のストリーミングは画質に注意する
YouTubeなどの動画のストリーミング再生を楽しむ場合は、画質に注意しましょう。特にYouTubeをアプリで閲覧する場合は、Wi-Fi環境下以外では画質を落として楽しむようにしましょう。
YouTubeのアプリでは最初の状態では「自動選択」になっているため、通信回線の状況が良ければ720pなどの高画質が自動的に適用されている場合があります。
メニューボタンで画質は変更できますので、パケット通信下では360pや240pなどの低画質で楽しむようにしましょう。
また、特にYouTubeの場合は、色々な動画を試し見をしていると、ストリーミングではまだ再生していない先まで先にダウンロードされてしまうため、思わぬところでデータ通信量(パケット通信量)をたくさん消費してしまうことがあります。
ですから、なるべくWi-Fi環境下で観たい動画を探しておいて、データ通信下では閲覧だけ楽しむようにすることがおすすめです。
その他、動画がダウンロードできる場合は、Wi-Fi環境下で動画ファイルを端末にダウンロードしておく方法もあります。
ダウンロードした動画ファイルを再生して楽しむようにすれば、データ通信量(パケット通信量)はかかりませんので、かなりのデータ通信量を節約できます。
格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#5 音楽をオフライン再生で聞く
SpotifyやLINE MUSIC、Apple Musicなどの音楽ストリーミングサービスをお使いになられている方は、Wi-Fiのない環境ではオフライン機能を活用して聞くようにしましょう。音楽ファイルを前もってダウンロードしておけば、データ通信をOFFにしても音楽を聴くことができます。
なお、音楽ファイルのダウンロード保存はWi-Fi環境下で行っておきましょう。
格安スマホのデータ通信量を減らすポイント#6 Wi-Fiアシスト機能をオフにする
iPhoneには、Wi-Fiの接続状況が悪い時に、自動的にモバイルデータ通信に切り替わる「Wi-Fiアシスト機能」と呼ばれる機能があります。
これはネットの接続を安定させるという面では非常に便利な機能ではあるのですが、Wi-Fiで接続していたつもりなのに気づいたらデータ通信量がたくさん消費されていたといったことが起こりかねません。
iPhoneの初期設定では、このWi-Fiアシスト機能がオンになっていますので、心配な方はこの機能をオフにしておくことがおすすめです。
Wi-Fiアシスト機能は、設定→モバイルデータ通信の設定画面にある「Wi-Fiアシスト」からオフにすることができます。
格安スマホのデータ通信量を節約するポイント#7 ネットサーフィンに「Opera Mini」を使う
データ使用量を90%も節約できる「Opera Mini」というブラウザがあります。
このブラウザでは、アクセスしたWebサイトのデータをサーバー上で圧縮処理してから受信することで、少ない通信量でのWebサイトの閲覧を実現しています。
よくネットサーフィンをする方は、このブラウザを使うことで、データ使用量(パケット通信量)を抑えることができます。
また、YouTubeなどの動画を楽しむ時も、「Opera Mini」から見ればかなりのデータ通信量を節約できますので動画をよく閲覧する方にもお勧めのアプリです。
iPhoneの方はAppleストアから、アンドロイドの方はGoogle Playから入手できます。
まとめ
この記事では、スマホのデータ通信量(パケット通信量)を節約するポイントを7つお伝え致しました。
なお、格安スマホでは、パケット容量の大きなプランでもそんなに値段は張りませんので、パケット容量の大きなプランをお選びいただくことがお勧めです。