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目の疲れを訴える人が増加傾向へ 理由はパソコンとスマホ?

近年、電子書籍を読んだり、パソコンやスマホ、タブレットなどの端末でインターネットを閲覧したりする人が当たり前になり、一日もスマホやパソコンをさわらないという日はないのではないでしょうか。

そうなると当然目に疲れがやってきます。パソコンやスマホに夢中になり、いつの間にか目がとても疲れている、そんな時出来るだけ目に負担をかけないようにするには、どうしたらよいのでしょうか?

最近増加傾向にある「VDT症候群」とは?

今日において、職場や学校などでパソコンやスマートフォンを使うのが当然になり、それに伴い、「VDT症候群」と呼ばれる症状が増加しているようです。例えば、ドライアイや眼精疲労、全身の傷みやコリ、精神的ストレスなどが当てはまります。

VDT(Visuaru Display Terminal)は、視覚表示端末という意味で、先に述べたパソコンやスマートフォン、タブレットといった端末を指しています。

VDT症候群は、こうった機器を長時間使用したことで起こる症状の総称となり、VDTの使用時間が長時間になるほど影響が大きく現れます。

目を疲れにくくするポイント

やはり使いすぎないことが一番の理想ですが、仕事等でそうは言っていられないため、環境に工夫しながら、上手に使いましょう。具体的なポイントは、以下の通りです。

・作業を行っている範囲と、その周辺の明るさに極端な差が出ないようにする
暗い環境での使用はNGです。

・パソコン等の画面上に、照明や窓からの日差しなど、まぶしいものがはいらないようにする
直射日光が入らないのがベストです。電気スタンドを使う際は背後から光をあてます。

・ブルーライトへの対策
家電量販店等で、ブルーライトを軽減できる液晶保護フィルムや専用眼鏡が販売されています。

・画面上に表示される文字サイズを大きめに設定したり、フォントを見やすいものに変える
小さい文字を読むのは疲れるため、見やすさに配慮しましょう。

・視線を少し落とす程度にディスプレイを下向きに調節する
目線よりディスプレイが上にあると、まぶたを大きく開けることになるため、目が乾燥しやすくなります。

・湿度を50%以上に保つ
エアコン使用時には特に注意するように心掛け、送風が直接あたらない位置へ意識して移動しましょう。

・意識的にまばたきをおこなう
集中しているとまばたきの回数が減って、目が乾燥しやすくなります。

疲れると思ったその時は

最近の若年層においても、「スマホ老眼」と言われる近距離で画面を長時間見続けることにより、目のピント調節機能がうまく働かなくなる症状が増えているようです。

そのうちのほとんどが一時的なものとのことですが、繰り返すと本当の老眼を早める危険性もあると言われています。

現代生活に欠かすことができないパソコンやスマホですが、健康な目を末永く保つため、一日休憩という日をつくってみるのはいかがでしょうか。

まとめ

現代生活に欠かすことができないパソコンやスマホですが、健康な目を末永く保つため、一日休憩という日をつくってみるのはいかがでしょうか。