2018年12月21日より、ソフトバンクとヤフーのジョイントベンチャーの「PayPay」は、
クレジットカード決済において、『過去30日間（720時間以内）の合計で5万円まで』とする上限を設けました。不正利用問題への暫定的な対策としているようです。
クレジットカードを複数登録している場合においても、合計5万円が上限となり、
Yahoo! JAPANカード経由のチャージ金額も『過去30日間（720時間以内）で5万円』に制限するとのことです。
そのほか、銀行口座経由でのPayPay残高へのチャージ、加えて、Yahoo!マネーでの決済やPayPay残高については制限が適用されないようです。
「上限5万円」撤廃未定 制限さらに加わる可能性も
PayPayの広報担当者の話によると、「この度の制限は「不正利用防止施策」の一環としており、不正目的で利用しにくくなる為の措置」ということのようです。
今回の制限はクレジットカードの不正利用問題を受けたものであり、さらなる対策を講じ、実施を行うまでの「暫定対策」としていますが、上限撤廃時期に関しては「未定」とされています。
今回、PayPayを巡り、『利用した覚えのない請求がクレジットカードに来た』といった報告が相次いでおり、PayPay側は「クレジットカードのセキュリティーコードの入力回数に上限を設定する」等の対策を実施しました。
また、PayPayの不正利用問題をソフトバンクの宮内謙社長が謝罪し、『全部改良しました』と2018年12月19日の上場会見にてコメントを行いました。
まとめ
この度の制限は「不正利用防止施策」の一環としており、不正目的で利用しにくくなる為の措置」ということのようです。また、銀行口座経由でのPayPay残高へのチャージ、加えて、Yahoo!マネーでの決済やPayPay残高については制限が適用されないようです。