視覚障害や弱視の方にとって、スマートフォンをさらに活用できるツールをGoogleが作成しました。
｢Lookout｣という米国Google Playで公開したAndroidアプリで、目の前にあるオブジェクト、テキストなどにスマートフォンのカメラを向けると、それが何であるかを瞬時に音声で説明します。
本アプリについては、言語は今のところ英語のみ、Android 8.0以降を実装している「Pixel 1」、「Pixel 2」、「Pixel 3」のみで利用できるとのことです。
Googleは、ネックストラップで端末を首からかけるか、シャツの前ポケットに入れておくことを推奨しているようです。こうして、カメラを常に外側に向けていれば、文字を読む、料理をする、掃除、買い物など、｢Lookout｣が普段の様々な日常的な作業を音声で情報をアシストしてくれるとのことです。
ユーザーの意見を取り入れ改善 今後の展開は
昨年、コンセプトを発表して以来、実用化に向けて時間をかけて開発をしてきた「Lookout」ですが、まだ完璧にアシストが出来るわけではないそうです。
それでも、必要としているユーザーにとっては非常に役立つアプリではないでしょうか。
ユーザーからのフィードバックを求めているとのことで、さらに便利で使いやすくなることでしょう。
近いうちに、Android以外のプラットフォームにも展開、そして沢山の端末や国に対応していく予定とのことです。
まとめ
｢Lookout｣という米国Google Playで公開したAndroidアプリで、目の前にあるオブジェクト、テキストなどにスマートフォンのカメラを向けると、それが何であるかを瞬時に音声で説明します。