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LINEのスタンプ、専用アプリで作成すると販売はできても「分配金なし」に

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LINEは、大人気のコミュニケーションアプリ「LINE」で使用できる『スタンプ』をスマートフォン上で作成、販売することができるアプリ「LINE Creators Studio」(iOS、Android)の規約を変更しました。これにより制作者へのスタンプの売り上げ分配金は撤廃しました。

2019年6月26日以降に作成したスタンプが対象となります。ネット上では早くも「スタンプが増えなくなりそうだ」「告知が小さすぎて見落としそうになった」などの不満の声が多数上がっているようです。

「LINE Creators Studio」は、スタンプに使用する写真やイラストの作成の他に、審査を受けて、販売に至るまでを完結することが可能なアプリです。

これまでは「LINE Creators Studio」にて作成及び、販売したスタンプの売り上げの35%が制作者の取り分となっておりました。

2019年6月25日以前に申請して販売中のスタンプは、26日以降もこれまで通り分配金を受け取る事が可能ですが、2019年6月26日以降は分配金そのものがなくなります。

ただし、スタンプ制作者に限り、『LINE Creators Studio』で作成したスタンプの無料ダウンロードが自分用限定でできるようになりました。これまでは自分で作成したスタンプであっても購入しないと使用できませんでした。

LINEは分配金撤廃の理由を「LINE Creators Studioは、2017年のリリース当初から『自分専用のスタンプを作る』という事を主な目的としたアプリとして運営しており、自分用スタンプを無料ダウンロードできるようにしたコストを相殺するため」と説明しております。

「LINE Creators Studio」は、「自分のペット」や「子どものスタンプ」を作りたいという理由で使用するユーザーが多く、このユーザーのうち、これまでに分配金の受け取りを申請したのは1%以下であるそうです。

以外と簡単にスタンプが作成できる便利なアプリとして人気

Source: www.itmedia.co.jp/

「LINE Creators Studio」アプリを使用しなくても、一般的な画像編集ソフトなどでもLINEスタンプの作成は可能です。8〜40個の画像を作成し、Webで「LINE Creators Market」にアップロードし、審査通過すれば販売可能です。

また、「LINE Creators Market」で申請、販売したスタンプについては、これまでと同様に制作者が売り上げの35%の分配金を受け取れるとのことです。

まとめ

LINEは、大人気のコミュニケーションアプリ「LINE」で使用できる『スタンプ』をスマートフォン上で作成、販売することができるアプリ「LINE Creators Studio」(iOS、Android)の規約を変更しました。これにより制作者へのスタンプの売り上げ分配金は撤廃しました。