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iPhoneXR、販売台数の低迷で在庫増、液晶パネル12月から3割減産へ

経営再建中のジャパンディスプレイは、2018年12月から、Appleの「iPhoneXR」向け液晶パネルの国内工場での生産数量を11月までと比べて3割減産することになりました。

「iPhoneXR」の販売台数がAppleの想定に比べて低迷しているため、ジャパンディスプレイのパネル供給が減ることになった模様です。

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「iPhoneXR」がAppleの想定よりも3割ほど売れていない!?

Appleが2018年10月26日に発売した「iPhoneXR」の液晶パネルの大半がジャパンディスプレイから供給されています。

それにも関わらず、ジャパンディスプレイの液晶パネルの生産量を3割減らすということは、つまり、「iPhoneXR」がAppleの想定よりも3割ほど売れていないという可能性が高いということになります。

2018年11月26日には、総務省の有識者会合にて、端末と通信の料金の完全分離を要請する緊急提言案が公表されています。

スマホの端末と通信の料金が分離されると、スマホ本来の価格が明瞭に分かるようになります。そうすると、価格の高いiPhoneはさらに販売台数が失速する可能性が高いとの見解が多いです。

Appleはかなりの岐路に立たされていると言っても過言ではないでしょう。

まとめ

経営再建中のジャパンディスプレイは、2018年12月から、Appleの「iPhoneXR」向け液晶パネルの国内工場での生産数量を11月までと比べて3割減産することになりました。

「iPhoneXR」の販売台数がAppleの想定に比べて低迷しているため、ジャパンディスプレイのパネル供給が減ることになった模様です。