2018年10月26日にリリースされたiPhone XRですが、思いのほか販売台数は伸びておらず、サプライヤーは準備している組み立てラインを全部稼働できない状態にあるとのことです。
iPhoneXRの製造は、予測されていた生産台数より20%~25%少ない数字
iPhoneXRの製造は、FoxconnとPegatronの2社が中心となって実施していますが、Foxconnは用意した60の組み立てラインのうち45程しか利用していないことが分かっています。これは、本来予測されていた生産台数よりも20〜25%少ない数字となっています。
Pegatronも同様の状況に置かれており、生産を促進させることができない状態のようです。
また、第3のサプライヤーとして備えていたWistronは、今年の生産ラインの稼働は必要ないと言われているようです。
iPhone XRが想定した通りに売れていない原因は?
AppleはiPhone XSシリーズと比較してリーズナブルなiPhone XRの人気を待ち望んでいたようですが、残念ながらiPhone XRの人気はそれほどではなく、その分、iPhone8とiPhone8 Plusの購入に流れていると考えられています。
iPhone8シリーズは当初、今四半期に2,000万台の生産が見込まれていましたが、現在では2,500万台になることが見込まれています。
ちなみに、iPhone8は主にPegatronが製造しており、iPhone8 PlusはFoxconnが製造しています。
まとめ
2018年10月26日にリリースされたiPhone XRですが、思いのほか販売台数は伸びておらず、サプライヤーは準備している組み立てラインを全部稼働できない状態にあるとのことです。