Googleは2018年6月26日、AndroidおよびiOS版（モバイル版）の「Googleマップ」に、AIが活用された「おすすめ」タブを追加することを発表しました。
この新機能は、2018年5月8日に開催された「Google I/O 2018」で告知されていたものです。
Android /iOS版「Googleマップ」に新たに追加された「おすすめ」タブとは？
現在のところ、「おすすめ」タブが既に追加されているのは、Android版のみとなります。Android版では、起動画面の下部のタブに新たに「おすすめ」が追加されています。
「おすすめ」タブは、Facebookのニュースフィードのような場所であり、現在地（もしくは検索結果）の周辺スポットをレストランや観光スポットなどに分けて提示するタブとなります。
Googleマップで表示している地域に関連するブログやニュース記事が時系列に掲載され、スクロールしながら読むことができます。
「おすすめ」タブをタップしてから下から上へとスワイプアップすると、情報が表示されます。
ここに、ローカルガイドなどの評価に基づくランキング「グルメリスト」や「ここ1週間の人気急上昇店」「イベント」などの一覧が表示されるようになりました。
また、ここで表示される一覧は、ユーザー毎のロケーション履歴（これまでに移動した場所の履歴）に基づいて、パーソナライズされるようになりました。
「おすすめ」タブの中で％表示される「おすすめ度」とは？
また、周辺のスポット内に表示されているスポットをタップして表示すると、店舗概要に「おすすめ度」が％で表示されるのですが、この「おすすめ度」もこれまでの検索やロケーション履歴などに基づいて表示されるようになりました。
さらに、おすすめ度をタップすると「マイマッチ」を向上させるための画面になり、そこで「フードとドリンクの好みを編集」できるようになっています。
現在のところ、「おすすめ」タブが既に追加されているのは、Android版のみとなりますが、近いうちにiOS版にも追加されるでしょう。
まとめ
Googleは2018年6月26日、AndroidおよびiOS版（モバイル版）の「Googleマップ」に、「おすすめ」タブを追加することを発表しました。
既にAndroid版の「Googleマップ」の最新バージョンでは、「おすすめ」タブが追加されています。
近いうちにiOS版にも追加されるでしょう。